1673 ぼくの、大切な一冊(^^♪

DSC_4518十数年前、書店でこの本に出合った時、ぼくは表紙の美しさに惹かれて即購入した。著者はフランスの宝といわれながら36歳で急逝したジェラール・フィリップの妻アンヌ・フィリップ。帯には『中庭を隔てて向きあうアパルとマン。パリの季節のうつろいのなか、隣人たちが奏でる愛と癒しの旋律。みずみずしく静謐な物語。』の文字。登場する五人は、それぞれにやさしさとせつなさの中で生きている。端正で美しい言葉で綴られた物語は、いまでもよく読み直したくなります。で、夏の読書リストに入れ、きのう梅雨明けの青空の下で読み始めたら、今朝の3時近くに読み終えてしまった。若いピアニストに恋した夫、それに気づいてもなお夫を思う妻。両親の異変に心を痛める少年。そうした家族を、中庭を挟んで見守る「わたし」。アンヌ・フィリップの語り口は、今回も出来のいいフランス映画のような映像になって、ぼくを楽しませてくれます。この夏の次の一冊の出版は7~8年前で、五重奏以上にパリのアパルトマンが舞台。日本人であることがうれしくなる一冊、改めて紹介します。📖
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1673 ぼくの、大切な一冊(^^♪ への2件のフィードバック

  1. mianogu より:

    ほんとですね u_u ♡
    表紙の淡い色合いがうつくしいです〜
    ひとつひとつの文字がかわいくて魅力的です〜

    十数年前にわたしは出合えなかったけど
    今ここでこうして出合えたことがしあわせなこと
    ありがとう♪asoboさん〜♪

    • asobo より:

      mianoguさん、こんばんは🌙😃❗
      ねっ、美しい装丁でしょう。ブックデザインの第一人者、平野甲賀さんの作品です。
      一文字一文字がまるでフランスって雰囲気でしょう。平野さんはこの出版社の本の多くを手掛け、ぼくの本棚には彼がデザインした本がたくさんあります。
      もちろんこの本の著者であるアンヌ・フィリップね大好き。彼女が夫であるジェラールの死を看取った時を綴った「ためいきのとき」も心に残る作品です。
      ブックデザインを楽しむ、たまにはそんな読書もいいですよ。

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