1591 きっかけは、ローライコード☺

カメラを覗いている写真のおじさん、誰だかわかりますか？えっ、ヒントですか。１０歳の時このカメラをお父さんに買ってもらったことで、彼はのちに世界中の映画ファンを、古い映画のキスシーンが次々と流れるエンドロールで大泣きさせました。映画大好きの方はおわかりですね。その映画は『ニューシネマパラダイス』。彼はその監督、ジュゼッペ・トルナトーレ。６歳のころから映画を見るのが大好きだった少年が、このローライコードとの出会いによって、撮る（作る）歓びに目覚めたのです。ステキな話でしょう。下の写真はこのカメラを手に入れて間もないころに彼が撮ったセルフポートレート。子供のころから素晴らしいセンスの持ち主だったと思いませんか。このころの写真を集めた写真集はぼくの大切な宝物のひとつです。『ニューシネマパラダイス』は古い映画だけれど、ご覧になっていない方はぜひ蔦屋に走りましょう！asoboが自信を持ってお勧めする名作です。この映画については話したいことがたくさんあるけど、続きはまたの機会にします。
🌟誰の人生にも自分を変えるきっかけとの出会いがあります。出会いに気づかない人もいれば、後々あの時が転機だったと気づく人も。そして、人は、自分で自分を変えるきっかけをつくることもできるとも思う。失敗を恐れて足踏みするより、ぼくは新しい扉に積極的に開きたい。でないと、きっと、一生後悔することになると思うから。