1545 高倉健の夢。

DSC_5678~2もう一ヶ月以上たったかな。高倉健の訃報を耳にした日、ぼくは本棚の奥から一冊の本を取り出した。「アラスカ戦線」。それは、若き日の高倉健か強く映画化を望んだ本だと聞いたことがある。とにかく原作が面白い。太平洋戦争時、米国本土爆撃を計画した日本軍が、成功に不可欠の情報を得るため、数人の精鋭をアラスカに送り込む。侵入を察知した米軍も数人の精鋭を投入。極寒のアラスカで互いに知力を駆使した死闘が始まる。著者はハンス=オットー・マイスナー。ドイツ大使館員として日本へね滞在歴もある親日家。主人公の日高大尉をはじめ日本に関する記述は非常に的確。また日高大尉を追撃する米軍のマックルイアの扱いもフェアで好感がもてる。日高大尉とイヌイットのじょせいとのロマンスもあり、ラストはとても爽やかで心地よい。映画化が実現しなかったのは、複雑な権利問題があったからとか。ぼくはいま、30代の高倉健が扮する日高大尉を思い浮かべながら、この本を読み返しています。健さんの夢、叶えて欲しかったなぁ。
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1545 高倉健の夢。 への6件のフィードバック

  1. 昔の乙女 より:

    こんばんは。
    素敵な役者さんだったものね。

  2. 一匹狼 より:

    こんにちは^_^

    本当これからも一生語り継がれる名優さんですよね🎵

    読んだ事はありませんが聞いているだけで興味深いなと思いましたね📕

    • asobo より:

      一匹狼さん、こんにちは☀
      作戦の大胆さや、人物設定など、すべてがよくできた話です。
      7~8年前、映画関係の友だちから、何か映画向きのいい本はないかと相談されたことがあって、この本の話をしたことがあった。でも、高倉健さんが権利問題で諦めたと言ったら、健さんがあきらめたくらいならダメだといってボツになった。
      だめもとで、頑張ってみて欲しかったなぁ。

  3. wakasahs15th より:

    こんにちは(*^_^*)
    健さんの演じる大尉は素敵だったでしょうね!残念!(^^)!
    でも何故部隊がアラスカだったのか?少し疑問です。

    • asobo より:

      wakasaさん、こんにちは☀
      はい、高倉健のために書かれたような、真のサムライといえる人物で、女性にもやさしく接することができる人物です。彼を、絶対獲物を逃がさない猟犬のように追う米兵も、追跡者としてはもちろん、ひとりの男として魅力的に描かれています。
      しかもストーリー展開が映画的。男と男の死闘なのにラストがとても気持ちいいんです。
      なぜアラスカか?ふふふ、太平洋戦争当時の飛行機は航続距離が短くて、太平洋をひとっ飛びなんてできなかったんです。真珠湾攻撃だってすぐ近くまで、航空母艦で飛行機を運んでいったんです。
      アメリカも警戒しているから同じ作戦はできない。だからアリューシャン列島沿いにアラスカを目指したんです。アラスカには戦争に欠かせない石油資源もある。一見奇抜そうだけど、そうでもないのです。
      ひよっとすると、大戦前夜まで日本にいた作者は、どこかでそんな作戦を
      耳にしたのかもしれませんね。

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