1260 12歳だった。


行きつけの本屋さんで、ラディゲの『肉体の悪魔』を手にとり2~3ページ読んだとき
あ~、これはぼくの本だと思った。理由は、物語が当時のぼくと同じ12歳から始まるから。
すぐ 買いたかったが問題がひとつ。本は文句なしで買ってもらえたが、ツケで買うので
どんな本を買ったかは月末にチェックされる。本のタイトルを見たら、母はびっくり仰天、きっと卒倒!
母を知ってる本屋さんも、「あらら、asoboちゃん、この本 買っても大丈夫?」っていうかも。
ぼくの街いちばんのいい子ってイメージは大切にしたい・・・。で、その日はあきらめて、日曜日
列車で遠く離れた松山の本屋さんへ!帰りの列車で一気に読んだ。よかったというか
感激したというか、最後は涙で文字が滲んだ。上の黄色い本は、東京で買ったもの。表紙の写真は
映画で少年
を演じたジェラール・フィリップ。この年、ミニシアターで彼の映画祭があって、ぼくは
少年の日に感激した本の映画をはじめて見た。映画も原作と同じくらいよかった。
ぼくは夏が来るたびに、昔 感激した本や世界の名作を何冊か選んで読むことにしてる。
この夏は、黄色い本と、やはり12歳の頃に読んだフランスの名作コレットの『青い麦』。
きみたちは、何か読む予定の本ありますか。いい本に出会ったら教えてください。
カテゴリー: あの日。, きみに。, きょうの気分, パーマリンク

1260 12歳だった。 への33件のフィードバック

  1. ゆーたこ より:

    ツルゲーネフのはつ恋なんて本はいかがですか?
    ロシア人らしい繊細な感覚の恋愛本ですよ
    青い麦は今度読んでみますね!

    • asobo より:

      ゆーたこさん、初めまして、こんばんは🌛
      初恋、中学生になる数日前に読みました。せつなくて胸が張り裂けそうになった日のことを、いまとてもリアルに思いだしています。
      久し振りに読み返してみようかな。
      コメント、ありがとう☺ また、遊びにきてください。

  2. ゆーたこ より:

    ツルゲーネフのはつ恋はいかがですか?
    ロシア人らしいお洒落で独特の恋愛の本
    でしたよ〜
    青い麦今度読んでみますね(*^^*)

  3. a-ki_la より:

    端正な顔立ちの俳優さんだ!
    黄色い表紙という装丁本は目を引きますね^^
    本を買うための方策、考えましたねー asobo少年!
    活字はある意味、映像よりも赤裸々だったりしますもんね。

    検査終わったかな?美味しいもん、食べた?

    • asobo より:

      a-ki_laさん、こんばんわ♪
      とても人気のある俳優さんだったのに、若くしてなくなったなんて可哀想。
      彼が亡くなったときのことを奥さんが書いた本が文庫本で出ていますが、胸を打ちます。
      彼女は作家となって、いまも作品を発表していて、ぼくも数冊持っています。
      活字には映像とは違う表現力があるけど、映像と言葉が融合したチカラもぼくは好きです。
      はい、検査終わりました。ただお腹がすきすぎたせいか、ごちそうと言えるほどのモノは食べていません。最近、ちょっと食欲が落ちています。
      ここのところ天気が悪くて、せっかくの休みも思いどおり撮れていないのでは?
      この夏も動物園のナイターはあるんでしょうかね。

      • a-ki_la より:

        この夏休みも土日とお盆の週の金曜に延長営業があります。
        公式HPに出ていますヨ。
        動物は一部のみの公開なので、風のある週末の夜があれば、
        夜道の散歩を楽しんでみてください。

        • asobo より:

          a-ki_laさん、情報をありがとう。
          動物園の少し下にhanaってパン屋さんがあるでしょう。
          ぼくはあそこのパンが好きなので、あそこでパンでも買って食べながら散歩しようかな。好きなのは発芽玄米の食パン。ハリウッドパンという、ハリウッドの女優に愛されているパンもあります。美容によいそうです。
          そうだ、早めにご飯を食べてゴリラの鼻くそをデザートがわりに食べながらってのもいいなぁ。

  4. ❤ちえたん より:

    asoboさん♪ こんばんは^^

    >ぼくの街 いちばんのいい子ってイメージは大切にしたい・・・。
    あははっw
    12歳、丁度思春期真っ只中の頃ですね^^
    お母様の気持ちを思いやったり、それでも読みたい本は手に入れたい!
    そんな、青春時代の気持ちが伝わってきます^^

    私は、あまり読書が好きではなかったですが
    幼い頃よんだ、フランダースの犬は何度も読み返しました。
    悲しくて泣けてくるんだけど・・・・。
    ネロとパトラッシュの温かくて優しい気持ちが伝わって
    悲しいのに、何度も、何度も読んでしまいました^^;

    • asobo より:

      ❤ちえたん、こんばんわっ♪
      ふふふ、「街いちばんのいい子」ってところで笑ったね。
      でも、本当にいい子だったんだからね。いまと同じだよ。
      フランダースの犬、ぼくも好きだったよ。いつかオランダに行って見たいとも思った。
      悲しいのに何度も読みたくなる気持ちってよくわかるよ。
      肉体の悪魔は、タイトルは激しいけどとてもいい本。きっと胸をうたれるよ。
      同じ頃読んだコレットの青い麦もお薦めの一冊。夏に読むと夏の終わる頃静かな海を見に行きたくなるよ。何もすることのない日の、退屈しのぎに。どちらも文庫本が出ています。

  5. サンディ・ピーチ より:

    asoboさんがこっそりそういう本を買いに列車で遠くの街に行ってたことを
    お母さんが知ったらきっとびっくりしたでしょうね。
    学校の帰りに映画に行くasoboさんのためにお弁当を作ってくれたお母さんですよね。ステキ!

    • asobo より:

      こんばんは、サンディ♪
      内容はわからなくても本を買いに行ったことは知っていたと思うよ。
      ふふふ、いつかここに書いた鯛の弁当のこと覚えていてくれたんだね、ありがとう。
      母は自分が映画好きだったから、映画好きの気持ちはわかってたんだ。
      母は方が専門。洋画は幼い頃預けられていた叔父に連れって行ってもらっていた。
      幼稚園に行く前からです。

  6. mizue より:

    思わずあらすじを調べてしまい、読みたいなぁ、映画も見てみたいなぁ、と。だけど12歳でこんな本を見つけたこと、読んだことには驚きです。過激でセンスのあるフレンチって憧れます。

    • asobo より:

      mizueさん、おはよ~っ♪
      タイトルが過激ですからね。最初は文庫本で読んだんです。
      12歳の頃は他にもコレットの「青い麦」やアラン・フルニエの「モーヌの大将」を読み、とくにモーヌから受けた影響は大きく、小学校を卒業した翌日に、東京に転校していった子に会うために家出。といっても、四国をはしっている列車の中で補導されました。
      過激でセンスあるフレンチ、いいですね。以前友だちのいた会社が配給したステキな映画があるのですが、いまタイトルが浮かんでこない。こんど調べておきます。すぐにアメリカでリメイクされた映画です。

  7. abend より:

    こんばんは。
    このところ漫画ばかり。小さな頃も漫画が多かった気がします。
    読書しなきゃなぁ(汗)
    私はつけはないけど 本屋のおじさんに椅子だしたげよか~って
    言われるくらい毎日本屋におりましたよ(笑)

    • asobo より:

      abendさん、ぼくは漫画にも夢中でした。
      でも、漫画はじぶんの小遣いで買うようにといわれていました。
      いま、東京には売ってる本を好きな席で読める本屋さんができています。
      本屋の中にスタバがあって、好きな席で読めるのです。気に入ったCDを聴きながら本を読める席もあります。本好きの友だちにはいいよいいよって勧めているけど、よく考えたら、ひとりでゆっくり読みたいときに友だちに出会うと困るなぁなんて・・・ワインが飲める部屋もあるってステキでしょう。
      凄く古い本はヴィンテージという表示がついて高くなってるけど、本当に欲しい本ならうれしいですね。

  8. 沢山本を読まれているのですね。
    私は学生時代に、感想文を書くために強制的に本を読まされた以外は、
    まともな読書なんてしたことがないかな?
    ちょっと恥ずかしいですね(^^ゞ
    最近買うものといえば、図鑑とか写真集とか画集くらいですけど、
    これはこれで結構楽しめます(^^)

    • asobo より:

      アカショウビンさん、こんばんわっ♪
      アルゼンチンで生まれ育ったW.H.ハドソンという作家がいます。33歳でイギリスに渡り、50歳を過ぎて作家として成功するのですが、その彼が72歳の時に『鳥たちをめぐる冒険』という本があります。ぼくがこの本を買ったのはハドソンが好きな作家だったこと。そして本に中にある挿絵がとても気に入ったから。アカショウビンさんのコメントを見ながらこの本のことを思いだし、いまさっき見つけ出したところ。買った頃は読むというより挿絵を楽しむという感じでページをめくっていたけど、こんどは時間をかけてキチンと読み直そうと思っています。ちなみに彼の代表作は『緑の館』。オードリー・ヘップバーン主演で映画化されています。
      挿絵は、トマス・ビュウィックの『英国鳥類誌』、C.W.ジュドニーの『外来の飼い鳥』、ハートウィッグの『熱帯の鳥』、AHエヴァンス他『鳥類』から復刻したものが使われています。

  9. ちえみ より:

    12歳で。。。本屋さんは宝物でいっぱいですよね。
    あっ今日、行ってこよう(^o^)/

    • asobo より:

      ちえみさん、こんばんわ~♪
      物心ついたころから、映画と本と音楽に夢中でした。
      友だちもたくさんいたけど、暇さえあれば映画館か本屋か図書館にいりびたり。
      列車に乗って遠くの街の大きな本屋さんにも行っていました。
      いまはクルマで旅に出るときは、隣の席に本を5~6冊。
      本は楽しい、凄く好き。関西に行ったときは、梅田にある紀伊国屋と
      神戸元町の入り口にある大丸の本屋さんをよく利用しました。
      本当に本屋さんは宝物でいっぱい。今夜はいい本をみつけましたか?

  10. nijibow より:

    Oh I know that book !!!! during the first war world.it is a very good book!

    • asobo より:

      Hello, nijibow,
      Yes, the setting of this story is laid during World War Ⅰ.
      At the age of 12, I was deeply influenced by a few French books.
      Besides “Le Diable au Corps”, I was also affected
      by Alain Fournier’s “Le Grand Meaulnes.”
      Inspired by this story, I have once run away from home
      seeking after a girl friend who had changed to a faraway school . lol!
      nijibow, are you French?
      I supposed so because you said you knew this book in my picture.
      Thank you very much for all your comments.

      • nijibow より:

        wow that is awsome you like french books! and yes I´m french LOL when i saw the title le diable au corps , I was very surprised and now you told me about le grand meaulnes .GREAT ! the unique “roman” of Alain fournier. your blog is great , i try to read as much as I can .japanese is very hard! がんばってね!!!!ww

        • asobo より:

          I ‘m very fond of French movies as well as French books.
          Especially I like French old movies .
          I’m very excited to be able to get acquainted with you!
          Please teach and show me many things about France.
          I have a lot of things to know.
          By the way, you can understand my Japanese in my blogs?
          If so, you are great !
          I’ m going to write Japanese as simply and plainly as I can.

          • nijibow より:

            Of course I will teach you many things of my country, especially old movies if you like it.because I love it too! Yes I can read some stuffs in your blog and if I don´t understand ( kanji especially) I will use google traductor lol! I give you the name of two movies maybe you already know them.The first one is from the book Les miserables ( victor hugo) , search the movie (1958) with a famous french actor Jean Gabin, this movie is beautiful, the film is directed by jean-paul le chanois.
            the second one is ” les jeux interdits”(1952), this movie is awsome .Both are great movies.You can ask me anything , I will be pleased to answer you!!!! Have a nice day!

          • asobo より:

            ”Les miserables” is famous also in Japan, and its dramatized play
            performed by Japanese is very popular .
            I remember having watched this movie on TV long ago.
            Jean Gabin is one of my faborite movie stars.
            Pépé le Moko 、Touchez pas au grisbi , some of his movie series of
            “Le commissaire Jules Maigret” and others・・・
            I have seen his movies a lot.

            ”Les Jeux Interdits” is a beautiful but a little merciless movie,isn’t it?
            Among the movies by René Clément, I like “Plein Soleil” the best.
            I hear Brigitte Fossey, who played the part of Colette, has grown up and ,
            has had a great success as an actress in the movies and on TV .
            I saw her in “Nouvo Cinema Paradiso” with a slight feeling of nostalgia.

  11. 沈丁花 より:

    『12歳だった』、という印象的なタイトルから、ジェラール・フィリップの
    美しい顔を大胆に配した、黄色い本が見えてきて…フランス語のタイトル、
    印象的な帯の文言…
    無造作に置かれた本の背にかすかに光が当たっているのも美しく。
    そして。asobo少年の早熟の旅の記憶……。なんて綺麗な記事でしょう!
    早熟の天才は同類の才能を呼び寄せるのかな…。
    私など『肉体の悪魔』も『ドルジェル伯の舞踏会』も、コレット『青い麦』も
    読んだのは20歳をずっと過ぎてからです。凡庸な少女でした!^^

    • asobo より:

      沈丁花さん、こんばんわっ♪
      本はたくさん読んだけど、ぼくにとってフランスやイタリアの本は特別でした。
      映画もアメリカのモノとヨーロッパのモノがまるで違うでしょう。特に、12歳前後ころににこの本や青い麦、そしてモーヌの大将はぼくにとても大きな影響を与えてくれた本でした。
      サルトルの嘔吐だけは歯が立たなかったけど、今一度チャレンジしようかなと思っています。それから何度も挫折しているプルーストにも。ただプルーストはどれも訳が気にいらなくての挫折。いま2社で新しい訳で出ているけど、全巻が揃うのが数年先。
      待てるかなぁ。

  12. はな より:

    12歳かぁー、6日前の12日に娘が12歳になりました。
    図書館利用数が学校1で、図書委員長の彼女もいろんな本を読んでるようで
    たまに「これ面白いから読んでみて」と薦めてくれますが、、、、
    実は、12歳のasobo少年のように、私が思いもつかないような本も
    読んでいるのかもしれないですね~?!こっそり覗いてみたい!!

    『肉体の悪魔』 読んでみます。

    • asobo より:

      はなさん、こんばんわ~♪
      へぇ~、凜ちゃんはもう12歳ですか。
      小・中は図書室があったかどうか記憶にないけど、高校の時は、ぼくも利用率No1でした。
      市立の図書館が素朴で小・中・高とよく利用していました。
      12歳なら、どうだろう。ぼくはシンドバッドやアリババの話も好きだったから。そういう話がいっぱいの千夜一夜物語をバートン版で読んだら激しい描写が結構多くて、開けごま~といって大人の世界に一歩も二歩も踏み込んだ気がしました。同級生が子どもに見えました。
      でも、凜ちゃんはいいこだと思います。好きな本を好きなだけよませてあげましょう。

  13. pine より:

    ジェラール・フィリップって、なんて美しい人なんでしょう。
    この黄色い本、欲しいです。手に入ったら飾っておきます。どこの出版社から出たのでしょう。
    「青い麦」は読みました。さわやかで甘酸っぱい初恋物語。asoboさん以前も紹介していたでしょう。
    時々本棚から取り出して読み返しています。
    ◇さっき、同じようなコメントをアップしたつもりなのにきえています。もし、同じような内容のが生きていたら、こちらを生かせてください。

    • asobo より:

      pineさん、こんばんわっ♪
      ジェラール・フィリップの女性の間での人気は凄かったようですね。
      出版はアーティストハウス。1998年刊。品のいい想定が気に入っています。
      同じモノはもう新刊では手に入らないと思います。ぼくのは新刊のように美しいけど、この本は宝物です。青い麦もいいでしょう。特に夏が終わりかけた頃に読むといいですよね。
      去年もよんだけど、また読みたい本です。肉体の悪魔は、黄色い本は汚したくないので、文庫本で読もうかな。

  14. 芳奈美 より:

    こんばんわ^^
    そうなんですね!
    その当時、小学校6年生で松山まで本を買いに。
    JR(国鉄)で2時間以上はかかりましたでしょう?
    冒険心?いや、自分の目標を達成させる。ってことなんでしょうね。
    幼い頃のそんな気持ちが成功を導いたのでしょうね(*^^)v
    最近・・・読書してないですね~(>_<)

    • asobo より:

      芳奈美さん、こんばんわ~っ♪
      少ない小遣いをかき集めて松山に行くのはとてもエキサイティングでした。
      本のための松山行きは小4の終わり頃からかな。宇和島ではつけで買えた本を、松山ではじぶんの小遣いで買うんだから本選びも凄く気を遣いました。
      気に入った本は帰りの列車の中で読み終えたりして、そんあときは
      同じ列車で引き返したい気分でした。思い出いっぱいの松山、大好きです。

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